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作曲家のお誕生日に代表曲を《271》エワルド、ケクラン

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1-ヴィクトル・エワルド
Victor Ewald
1860年11月27日 – 1935年4月16日 ロシアの作曲家、土木技師、建築家です。

ドイツ系(または北欧系/バルト系)の家系で、19世紀初めに一家がロシアに移住。土木技術研究院を卒業後、軍事省で土木技師として勤務し、また建築学を教えた。
1891年からはサンクトペテルブルク大学の主任建築家を務め、雑誌『建築家』の編集者も兼任した。
12歳から音楽を学び始め、モスクワ音楽院でカルル・ダヴィドフらに師事し、コルネット、ホルン、ピアノ、チェロの演奏、和声法、作曲を習得した。豪商ベリャーエフのサークルの一員であり、ベリャーエフの弦楽四重奏団ではチェロ奏者を担当。作曲はニコライ・ソコロフからも指導を受けた。有名なパトロンであったミトロファン・ペトローヴィチ・ベリャーエフの邸宅で金曜のコンサートの夕べを開催していた。このコンサートは1888年からベリャーエフが亡くなる1904年まで途切れることなく開催されていた。この催しでは毎週、ベリャーエフのために書かれた新しい作品が演奏された
ロシア情緒と西欧的な均整美との釣り合いがとれた作風で、チャイコフスキーやボロディンの影響が指摘されている。
特に最初期の金管五重奏曲の作曲家として知られ、ジャン=バティスト・アルバンに勧められて4曲の金管五重奏曲(作品5, 6, 7, 8)を作曲した。作品5の金管五重奏曲(1890年頃作曲、1912年出版)は特に有名で、現在もよく演奏される。この曲は、第3楽章にロシア民謡『白樺は野に立てり』を使用。ベリャーエフ出版社からは、金管合奏のための室内楽やロシア民謡集が出版された。なお、彼の初期の金管五重奏曲は後に弦楽四重奏曲(作品1)に改作され、1893年の作曲コンテストで入賞。

《金管五重奏曲第1番》

出典@NorrkopingSymphOrch

《金管五重奏曲第2番》

出@BucharestMusicCompetition

《金管五重奏曲第3番》

出典@AndewMole

再生リスト

 

 

2-シャルル・ルイ・ウジェーヌ・ケクラン
Charles Louis Eugène Koechlin
1867年11月27日-1950年12月31日

パリで生まれ、ヴァール県のル・カナデルで83歳で亡くなった、フランスの作曲家、音楽教師、音楽学者。

アルザス地方にルーツを持つ裕福な家庭の末子として生まれる。母方の祖父は著名な慈善家で繊維製造業者のジャン・ドルフュス。
幼少期から音楽に興味を持つも、家族は彼がエンジニアになることを望み、1887年にエコール・ポリテクニークに入学。
翌年、結核と診断されて療養生活を送り、結局、エコール・ポリテクニークを平凡な成績で卒業した後、1890年にパリ音楽院に入学し、音楽の道に進む。
音楽院では、アントワーヌ・トドゥ(和声学)、ジュール・マスネ(作曲)、アンドレ・ジェダルジュ(フーガと対位法)、そして最も影響を受けたガブリエル・フォーレ(1896年~)に師事。モーリス・ラヴェル、フロラン・シュミットらは同級生。ラヴェルらとともにアンデパンダント音楽協会の創立者の一人となり、また後に「アパッチ」として知られる若手作曲家グループの一員となった。
卒業後、フリーランスの作曲家・教師として活動。
1915年以降は財政的な困難から講師や教師として働く。常勤の教職は得られなかったが、1935年から1939年までパリのスコラ・カントルムで教鞭を執った。和声学、音楽理論、そして特に権威あるとされる管弦楽法に関する大著(全4巻、1935~43年)など、包括的な教科書を執筆。
ジェルメーヌ・タイユフェール、フランシス・プーランク、アンリ・ソゲ、コール・ポーター(オーケストレーション)らを指導した。ダリウス・ミヨーも親友であり、ケクランから多くを学んだ。
1918年から1937年にかけて4度アメリカ合衆国を訪れ、講演や教育を行った。1929年の訪問では、交響詩『痛む喜び』がハリウッド・ボウル作曲賞を受賞し、ユージン・グーセンスの指揮で演奏された。
国際現代音楽協会の熱心な支持者であり、後にフランス支部の会長を務めた。1937年にはポピュレール音楽連盟の会長に選出された。政治的急進派でもあった。
1940年にフランス政府からレジオンドヌール勲章シュヴァリエの授与を申し出られたが、これを辞退した。
200を超える作品番号を持ち、非常に多作であった。歌曲、ピアノ曲、室内楽、交響詩、交響曲など多岐にわたる。未発表の作品も多い。
印象派、象徴主義、ロマン主義、バロック的対位法など、様々な様式で作曲した。豊かなハーモニー、複雑な対位法、想像力豊かなオーケストレーションが特徴。
ラドヤード・キプリングの『ジャングル・ブック』、ピエール・ロティの小説、バッハ、ヘレニズム文化、映画スター、旅行、社会主義など、多岐にわたるものに魅了された。
代表作:
『ペルサネス(Persanes)』: ピエール・ロティの小説『イスラエルへの旅』に基づくピアノ曲集(資料2では『アズィヤデ』に触発された『ペルシャの時』と記載)。

出典@TheWelleszCompany

『セブン・スターズ・シンフォニー』: 7つの楽章が、サイレント時代の映画スター(ダグラス・フェアバンクス、リリアン・ハーヴェイ、グレタ・ガルボ、クララ・ボウ、マレーネ・ディートリッヒ、エミール・ヤニングス、チャールズ・チャップリン)をテーマにしている交響曲。

出典@TheWelleszTheatre

『ジャングル・ブック』連作: ラドヤード・キプリングの小説に基づく4つの交響詩と3つの管弦楽曲からなる連作。

《Trois Poèmes(3つの詩)Op.18》

出典@RoddersClassical

《La Course de printemps(春の疾走)Op.95》

出典https://youtube.com/channel/UCDGcYmvClKooyKfZPPDSndQ?si=wyR_MIRC9wGfTYN5

《La Méditation de Purun-Baghat(プルン=バガットの瞑想)Op.159》

出典https://youtube.com/channel/UCkKKVnVan5jBJ4vJmVFBO2A?si=ecVdsTJmkyOZhGKi

《La Loi de la Jungle(ジャングルの掟)Op.175》

出典@RoddersClassical

《Les Bandar-log(バンダー=ローグ)Op.176》

出典@musicanth

その他の作品: 交響曲第2番、交響詩『熱烈なビュイソン』、管弦楽曲『オー・ロワン』、
バッハに敬意を表した『バッハの名を冠した音楽のオファー』

https://youtu.be/7QRtYNBaAAY?si=by6k81z_j97MyRxU

出典@remusplaten1979

など。
フォーレの『ペレアスとメリザンド』組曲やドビュッシーのバレエ音楽『カンマ』の管弦楽編曲など、他の作曲家の作品も手掛けた。
シェーンベルクの作品に関心を持ち、自身の作品で十二音技法をパロディ化したり、「無調セリエル様式」の作品も数曲書いている。オンド・マルトノなどの珍しい楽器にも興味を持っていた。

Author: Sonare Piano Lessons

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