*子供たちの幸せを願って*東京都世田谷区*明大前徒歩4分*豊かな音楽体験で上達を実感する丁寧な55分レッスン。

ピティナの記事から

| 0 comments

久しぶりの投稿になってしまいました。昨日本番が終わりました。姉弟子である福田ひかり先生の発表会でカプースチンのシンフォニエッタを連弾致しました。アンサンブル、準備中も含めて本当に楽しかったです。


ソロもあったので、お世話になった84歳の恩師のレッスンも素晴らしいものでした。先生の音楽を広めたいと感じるものでした。海外演奏家のマスタークラスを見学するとつい先生に電話をしてしまします。同じことを教えてくださったことに感激し、感謝の気持ちをつい伝えたくなります。それにしても、84歳で教授時代と変わらぬ頭脳には驚くばかり。歩く速さはさすがに少しゆっくりになられたように思いましたが、、。ピアノを弾く人の若さには驚きます。先生にお会いするたびに、私も私なりに弾き続けていきたいと思ってしまいます。

教室では、発表会の譜読みが落ち着いてきて、メロディの生まれる瞬間をレッスンで体験しはじめています。
この教室で聴音や作曲入門で行っていることを学校教育で行なっている記事を見つけました。守破離と創造性、人が強く豊かに生きるヒントなのでしょうか。生徒さんのメロディが生まれた時の嬉しそうな様子をみるととても嬉しいです。子供達の音楽との幸せな関わり、まだまだ勉強して行きたいです。
ピティナ2013/12月に掲載された記事を添付します。

開成中では全員がピアノを弾いている!
(1) 創作を兼ねたピアノ指導
20131026_kaisei_08.jpg
開成中学・高等学校の校舎には「ペンと剣」。
ハーバード、イェール、スタンフォード、MIT・・・アメリカの大学には主専攻以外に音楽を学ぶ学生がいる。音楽をリベラルアーツ(教養科目)として学ぶ環境が整っており、ピアノやアンサンブルに励んでいる学生も多い。(参照:『アメリカの大学にはなぜ音楽学科があるのか』)
実は日本の名門校にも授業でピアノを学ぶ学校がある。それはなんと開成中学・高等学校!開成といえば東大合格者数第1位を誇り、日本最高峰の中高一貫校として知られる。その彼らが授業でピアノを弾いているという。今回現役生のお母様でピティナ正会員の熊谷麻里先生のお力添えにより、校長の柳沢幸雄先生、音楽専任の小鮒勝博先生、中学教務委員長の渡辺信幸先生への取材が実現した。開成ではどのような音楽の授業を行っているのだろうか?


目次
開成のピアノ授業とは?中学校編
開成のピアノ授業とは?高校編
そもそもなぜピアノを?25年前の改革から始まった
新入生の40%がピアノを習った経験あり!音楽を学ぶ効果とは
グローバル社会の中で求められる力

●開成のピアノ授業とは?~中学校編

「学園説明会では、開成は五教科だけでなく多岐にわたって力を入れていることを紹介しています」。
全国有数の進学校である開成の生徒が、授業でピアノを弾いている。しかも25年前から!これはあまり知られていない事実ではないだろうか。「世間では開成は進学校だから受験勉強に関係する科目に力を入れているイメージがあるようですが、実際には芸術にも強いです。美術や音楽で東京芸術大学に進学する人もいます」と校長の柳沢幸雄先生は柔らかい笑顔で語る。
実際にどのような授業を行っているのだろうか。今回、音楽専任の小鮒先生に詳しくお話を伺った。
「授業は創作指導も兼ねたピアノ指導です。ですからモーツァルトやベートーヴェンといったレパートリーではなく、コードネームを見て左手で和音が弾ける、アルペジオの伴奏形を自分で考えて弾けることを目的にしています」。
演奏と創作を想定したカリキュラムは、第1回目からユニークだ。
「まず中学1年生の1学期には、最初の3回を使って校歌を教えます。そのうち1回は歌詞の説明で、1番は地理的環境、2番は明治維新後の開成創立に至る歴史、3番は開成の教育理念(「ペンは剣より強し」「質実剛健」)と、開成の生徒としていかに生きるべきかが全て入っています。さらにもう1回を使って校歌の写譜を行います。楽譜の書き方を覚えるのが目的で、事前に音符・休符の書き方、強弱記号、音価などを教えておきます」。
教材は小鮒先生オリジナル。
校歌を写譜して記譜法を学び、4回目からは音階や和音の転回形などを学んでいく。テキストは小鮒先生の手作りで(右画像)、中1の1学期で和音の構成要素がおおよそ習得できるようになっている。なかなかハイペースである!
「和音が理解できるようになったところで、『河は呼んでいる』(1学期)、『ドナドナ』(2学期)、ジブリの曲『君をのせて』(3学期)を伴奏付きで演奏させます。初めてピアノに触れる生徒を基準に授業をしているので、演奏レベルは様々です。すらすら弾けてしまう生徒には、2曲目として転調や指の動きが多い『アンパンマン』などを与えています。ピアノを習っていた生徒はそれでも飽き足らないので、別途クラシックの曲や自分の好きな曲を弾かせることもあります」。

ふたを閉めると机代わりになるヤマハ製電子ピアノを使用中。ヘッドフォンがあるので全員違う曲に取り組むことができる。
中2からいよいよ創作の一歩を踏み出すが、その前の基礎固めとしてバッハのメヌエットを全員必修で学ぶ(1学期)。
「バッハの小フーガの鑑賞をした後、メヌエットに取り組みます。またそれを4/4拍子でジャズ風にアレンジした『ラバーズ・コンチェルト』も、右手でバッハのメロディを弾きながら、コードを見て左手で伴奏をつけて曲を完成させます。さらに2学期にはこれまで教えてきた理論を踏まえて自分で曲を作り、最後のテストでそれを弾いてもらいます。二部形式の曲を書くことが最低条件なのですが、皆それなりの作品を作っていますね。特に小さい頃からピアノを習っている子は、オリジナリティあふれる曲を作ってくることもあります」。
どのような作品が生まれてくるのだろうか、とても興味深い。音楽の授業は週2時間で、楽典を小鮒先生、ピアノを高木誠先生が教え、3年次になると楽器をギターに持ち替えてさらに民族音楽などにも触れていくそうだ。このハイペースな中学3年間の学習成果は、高校でどう生かされるのだろうか?


●開成のピアノ授業とは?~高校編
開成高校でも一般校と同じく、音楽は選択科目となる(音楽・美術・書道・工芸の中から1科目を選択)。音楽を選択した生徒はさらに4つの専門コース(歌唱、ピアノ、ギター、作曲)から1つ選ぶ。 いずれも専門の教員が担当する。
小鮒先生が教えている作曲専門コースは20名ほど履修しているそうだが、さすが中学3年間の積み重ねは半端ではない。テキストには芸大でも使われている『和声―理論と実習』(島岡譲著)を用い、四声体の和声を学んで作曲を行う。毎学期末には作品を発表しなくてはならないため、生徒も必死である。そして1年次最後の授業は「自由と規則、あるいはドビュッシー」で締めくくられる。その心は?
「ドビュッシーは古典的な和声学の基本から勉強し、ローマ大賞を受賞してローマに留学したほど完璧に身につけておきながら、全てぶち壊してあのような和声を作りだしました。たとえば禁則である連続五度をピアノの響きの美しさとして使っています。自由とは最初から何をしてもいいのではなく、ルールや伝統を学んで完全に身につけた上で初めて手に入るもの。これは人間の生き方そのものだということです。」
最後の授業では、人生論にまで結びつくような創造の奥義が明かされる。かつて音楽の授業は鑑賞とコールユーブンゲンのみで、あまり興味が持てないままの生徒も多かったそうだが、今は皆一生懸命取り組んでいるという。試験の平均点もぐんと上がったそうだ。ただ1年間で授業が終わるため、コマ数が限られている現状ではその先に進めないのが目下の悩み。それだけ潜在能力を持った生徒が多く、また小鮒先生の情熱にも限りはない。(高2は高校からの編入生のための授業になる)
校歌:昭和10年に創られた校歌。作曲は信時潔で、1000曲ほど書かれた校歌のうち30曲目くらい。
5月の運動会、秋のマラソン大会、卒業式に全校で歌う。
⇒第2回へ

Author: Sonare Piano Lessons

こんにちは、ソナーレピアノ教室です。ソナーレピアノ教室からのお知らせやホームページ更新情報などの最新情報をお届けしています。メンバーの皆さまには、ソナーレピアノ教室のメンバー専用情報を配信します。お楽しみに~!

コメントを残す