ハロウィンのイベントからは、未就学児・低学年は卵探しゲームをしながら、5つのアクティビティ(和声、リズム、ピアノ、うた、聴音)を行うレッスンをしておりました。
また、海外から一時帰国中に、ピアノの基礎を1ヶ月だけ、ヴァイオリンの小学生が受講してくれました。いつもこの教室で行っている5つのアクティビティを、短期に集中して行い、眠っていた絶対音感を引き出すことができました。また、ヴァイオリンの装飾的で複雑なリズムも、すべて教室のリズムカードで理解して、リズムが取れるようになりました。気の毒なほどの詰込みの1時間半の短期集中レッスンを辛抱強く受けてくれました。すでにかなりのレベルに達しているヴァイオリンのレッスンから、習得するときのプロセスを知っているから頑張ってくれている様子でした。なにか一つちゃんと習得できていると、次に生かせるものですね。
「辛抱強く繰り返すこと」が付きもののピアノ生活、バランスの取れたカリキュラムとともに、このことをサポートしてゆくことの大切さを感じています。なるべく、楽しくなるように、そしてやる気がでるように考えてあげたいものです。
その後は、12月23日、26日に行ったグループレッスンを目標に、みんなの嫌いなテクニックの練習もしておりました。グループレッスンでは、一人一人演奏するだけでなく、スケールでリレーゲームをしました。その準備と称して、12長調のスケールをスラスラと弾けるように練習してもらいました。ゲームの準備となると、練習に張り合いが出るようです。演奏するときには、緊張感ある雰囲気でしたが、スケールゲームをする頃には、みんな打ち解けて、笑顔になりました。ピアノを囲んで、笑顔になることを積み重ねていきたいです。