1-フランク・ティケリ
Frank Ticheli
1958年1月21日 –
アメリカの作曲家。ルイジアナ州生まれ。現在は南カリフォルニア大学の作曲科助教授として勤務している。オーケストラや吹奏楽曲をはじめ、合唱曲、室内楽曲など。
作品題名も興味深く、どれも聴いてみたくなります。
Joy revisited
出典@MusicScoresYT
声楽作品
Earth Song
出典@VOCES8
https://youtu.be/4p8PYuzx5iM?si=TkUq_f209Dn0mYO3
略歴は
https://www.manhattanbeachmusiconline.com/frank_ticheli/biography.html
2-ウジェーヌ・マリー・アンリ・フーケ・デュパルク
Eugène Marie Henri Fouques Duparc
1848年1月21日パリ – 1933年2月12日モン=ド=マルサン)は、フランス後期ロマン派の作曲家。セザール・フランクに師事し、フランス歌曲を代表する「旅へのいざない」などの名作を残した。普仏戦争従軍後、国民音楽協会を設立し、サン=サーンスやダンディと交流。37歳で神経衰弱により作曲活動を断念し、以後は絵画や家族との時間に専念した。晩年はスイスで過ごし、85歳でフランス南西部で没した。作品は少ないが、高い芸術性で評価され、フランクから「交響曲ニ短調」が献呈された。
大部分の作品を自ら破棄したため、歌曲を中心にごく少数の作品しか残されていない。
とても美しい歌曲の中で胸を打たれたのは、
Au pays où se fait la guerre
「戦争が行われている国では」
出典@AnthonyMondon
そして、題名も序文も美しい(序文付:夜の星々の光よ!誰がこの光の隠された力を知り得るだろうか?この謙虚でありながらも、広大な宇宙「天国」から届く光を。)
Poème nocturne: aux étoiles
夜想詩曲「星たちへ」
出典@RoddersClassical
本人のピアノアレンジ演奏
出典@PSearPianist
このアレンジをする何年も前に彼は作曲活動を辞めており、そしてこのアレンジの数年後には視力を失う。
とても好きな作曲家なのでプレイリストをYouTubeに作りました。
3-メラニー・ボニス
Mélanie Hélène Bonis
1858年1月21日 -1937年3月18日
フランスの女性作曲家。
偽名に込められた意志と波乱の生涯
19世紀末から20世紀前半のフランスで活動した、近代音楽史上極めて重要な女性作曲家。彼女は「作曲は男性の仕事」という当時の偏見を避けるため、性別の判別がつかない「メル・ボニス」という偽名で作品を出版し、その才能を世に問う。
パリの中流家庭に生まれたメラニーは、当初、厳格な両親から音楽を学ぶことを禁じられていた。しかし、独学でピアノを習得し、その非凡な才能を見抜いたアンリ・モリーの説得により、パリ音楽院への入学を果たす。セザール・フランクに師事し、クラスメートのドビュッシーらと切磋琢磨した彼女は、和声法で一等賞を得るなど、将来を嘱望されるエリート学生だった。
しかし、音楽院で出会った詩人アメデ・エティシュとの恋が運命を暗転させる。芸術家同士の結婚を危惧した両親によって音楽院を強制退学させられ、1883年には音楽に全く理解のない25歳年上の実業家、アルベール・ドマンジュとの政略結婚を強いられた。その後10年以上もの間、彼女は大家族の主婦としての役割に忙殺され、音楽界から姿を消すこととなる。
彼女を再び音楽の世界へ引き戻したのは、かつての恋人エティシュとの再会だった。彼の強い勧めで再びペンを執った彼女は、1900年頃から円熟期を迎え、フランス作曲家協会の事務局長に就任するほどの実績を築く。彼女の作品はサン=サーンスやフォーレといった巨匠たちからも高く評価された。
その華々しい活動の裏で、私生活は苦難の連続でした。エティシュとの不倫関係の末に授かった隠し子マデレーヌの存在は、敬虔なカトリック信者であった彼女に深い罪悪感と抑うつをもたらした。マデレーヌを「戦災孤児」や「名付け親」として周囲に偽り、遠くから見守ることしかできない葛藤は、彼女の音楽に深い精神性と神秘的な響きを与えることとなる。
メラニー・ボニスが遺した約300曲に及ぶ作品は、師フランク譲りの重厚な後期ロマン派的語法を基礎としながら、色彩豊かな印象主義的な響きを融合させた独自のスタイルを持っている。特にピアノ四重奏曲やソナタ、精緻なピアノ独奏曲(『神秘的な鐘』『サロメ』など)において、その独創性が際立っている。
没後、長らくその名は歴史の陰に隠れていましたが、20世紀末からの再評価により、現在ではフランス近代音楽のミッシングリンクを埋める存在として、コンサートや録音で頻繁に取り上げられるようになった。
《ピアノのための5つの小品》
出典@haraldmeyer-Ps-100
《無言歌》
出典@rararalara
ピティナピアノ曲事典
https://enc.piano.or.jp/persons/915