1-オットー・クレンペラー
Otto Klemperer
1885年5月14日 – 1973年7月6日
現ポーランド(当時ドイツ領)に生まれた指揮者・作曲家。ユダヤ系ドイツ人。
20世紀を代表する指揮者の一人。
従兄弟は、言語学者で『第三帝国の言語』を著したヴィクトール・クレンペラー。俳優のヴェルナー・クレンペラーは息子。
ブレスラウ(現在のポーランド・ヴロツワフ)に生まれる。4歳の時にハンブルクに移り、その頃、母親にピアノの手ほどきを受け、その後進学したフランクフルトの音楽院やベルリンで作曲、指揮とピアノを学び、ハンス・プフィッツナーに師事。
22歳の時(1907年)、グスタフ・マーラーの推挙を受け、プラハのドイツ歌劇場の指揮者に。
1921年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にデビュー、じきにベルリンでも好評を博するようになり、1927年にはウンター・デン・リンデン国立歌劇場に付属するクロル歌劇場の監督に就任。
48歳の時(1933年)、ナチス政権樹立に伴い、スイスを経由しアメリカ合衆国へ亡命。
亡命後、クレンペラーはロサンジェルス・フィルハーモニックの指揮者に。また、各地のオーケストラに客演し、ピッツバーグ交響楽団を再建。
1939年に脳腫瘍に倒れ、言語障害や身体の麻痺といった後遺症との戦いを余儀なくされ、ロサンジェルス・フィルの音楽監督の座も失う。この病をきっかけに元来患っていた躁鬱病も悪化、奇行が目立つようになり、以後アメリカでのキャリアは完全に断たれる。
第二次世界大戦後はヨーロッパに帰還。62歳(1947年)でブダペストのハンガリー国立歌劇場の監督に就任。3年後、ハンガリー社会主義労働者党政権と衝突して辞任する。
やがてロンドンでの客演が英国EMIのプロデューサーであるウォルター・レッグに感銘を与え、1952年にEMIとレコード契約。
1954年(69歳)からフィルハーモニア管弦楽団とレコーディングを開始したクレンペラーは、EMIから多くのレコードをリリース。これにより、巨匠として世界的な名声を得る。1959年8月に、クレンペラーはレッグと終身のレコード録音契約を結ぶと共に同楽団初の常任指揮者に。
晩年は聴覚を含む体の衰えが著しくなり、1972年1月に公開の演奏活動から引退を表明。同年末にはレコーディング活動からも引退する。 翌1973年にスイス・チューリッヒの自宅で睡眠中に死去した。チューリッヒのオーバーラー・フリーゼンベルクユダヤ人墓地に眠る。
マーラーは彼の交響曲2番をピアノにアレンジしたクレンペラーに自身の名刺に推薦文を書き込み渡した。
当時、マーラーはウィーン宮廷歌劇場(現ウィーン国立歌劇場)の音楽監督であり、国内外での高い名声を誇る彼の推薦によりクレンペラーは指揮者としてのキャリアを開始できた。そのことについて、クレンペラーは後年までマーラーに感謝している。
クレンペラーは指揮活動の他に作曲も行っていた。しかし、今日においてそれらの作品はほとんど省みられることはなく、評価の対象にすらなっていない。クレンペラーの作品の中で最も有名なものは、自身の歌劇「ダス・ツィール」からの「メリー・ワルツ」である。他にも6つの交響曲、9つの弦楽四重奏曲、ミサ曲、歌劇、歌曲などがある。作曲は、青年期と晩年に集中している。
歌劇「ダス・ツィール」より「メリーワルツ」
https://youtu.be/uW8FaCBEhuI?si=1vTIAVHeByTbCmGG
出典https://youtube.com/channel/UCvRTxJGFC6NZlfuExEa9diw?si=WH0v4xF4KoFeOEvK
2-ルーツィヤ・ガルータ
Lūcija Garūta
1902年5月14日-1977年2月15日 ラトビアのピアニスト、詩人、女性作曲家。
1902年リガ生まれ。作曲をラトビアではヤーセプス・ヴィートリス、パリではポール・デュカスなどに師事。ピアニストとして活躍したが、後に病気により演奏家としてのキャリアを終え、作曲家に。
フランス印象派音楽およびアレクサンドル・スクリャービンに影響を受けた。オペラ、オラトリオ、カンタータ、交響詩3曲、ピアノ協奏曲、交響変奏曲、交響組曲、ピアノ三重奏曲、ピアノとオルガンのための曲など多くの作品がある。またラトビア民謡の編曲に加え、独唱曲、合唱曲も作曲している。
ガルータはソビエト時代のラトビアにとどまり、音楽院で学生を教えながら、作曲した。1977年に死去。
ピアノ協奏曲
https://youtu.be/TVDAkJ_UADw?si=0RXHHkrK5b4jQ5eL
出典@fyrexianoff
プレリュード 第2番 ホ長調 0:00
プレリュード 第4番 変ニ長調 2:31
https://youtu.be/lPspe7A-oa8?si=6ncppYMB64O5hyMz
出典@DianaZandberga
ピアノ トリオ変ロ短調
https://youtu.be/lwX0IlbYGm0?si=ZhggqeXl2LfPo3nE
出典@Александр-ш6щ3ш
子守唄
https://youtu.be/yOGZxYTCSIQ?si=1gjE_rN7MRzh03pw
出典@armands_abols_piano