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作曲家のお誕生日に代表曲を《21》カデナス、フルトヴェングラー、ルトスワフスキ、リード

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1-フベンティーノ・ローサス・カデナス

Juventino Rosas Cadenas

1868年1月25日 – 1894年7月9日

メキシコの作曲家・ヴァイオリニスト、バンドマスター。

グアナフアト州サンタ・クルス・デ・ガレアナで貧しい先住民オトミ族の家庭に生まれた。7歳から音楽関係の仕事に従事し生計を立てる。ワルツを作曲して靴を一足買うなど、音楽を通じて立身出世を図り、メキシコシティに移住後、楽士や作曲家として名声を得る。12歳で市内最も有名なダンス・バンドに加わり、10代で歌手アンヘラ・パラルタの伴奏者を務める。国立音楽院に2度通うも、ほとんど独学で学ぶ。その後、オーケストラやブラスバンドを率いて国際的な演奏旅行を行う。

最も有名な作品はワルツ『波濤を越えて”Sobre las Olas”』で、この楽曲は1884年にルイジアナ州ニューオーリンズで初めて出版され、1888年と1891年に再版。1893年にはシカゴ万博にも出席。その翌年、キューバで髄膜炎で26歳で急死し、遺体は1909年にメキシコに戻され、メキシコシティのパンテオン・シヴィル・デ・ドローレスに埋葬。

ローサスが生まれたサンタ・クルス・デ・ガレアナは、後にサンタ・クルス・デ・フベンティーノ・ローサスと改名された。

《波濤を超えて》

出典@pasodobles


https://youtu.be/T4LA6EtZ8UM?si=3bIeEKaYsEWrsnqY

 

 

2-ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

Wilhelm Furtwängler
1886年1月25日 ベルリン – 1954年11月30日 バーデン=バーデン
ドイツの指揮者、作曲家。伴奏ピアニストとしての演奏も行った。

指揮者として、日本ではフルヴェンのニックネームで親しまれる。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラーは主に伝説的な指揮者として知られていますが、作曲家としても生涯を通じて作品を残しました。ただし、その作曲作品は彼の指揮活動ほど広く知られておらず、評価も分かれています。以下に彼の作曲活動とその評価について説明します。

作曲作品の特徴

フルトヴェングラーの作曲作品は、主に後期ロマン派の伝統に基づいており、リヒャルト・ワーグナーやアントン・ブルックナー、グスタフ・マーラーの影響を強く受けています。一方で、20世紀の急激な音楽の革新(無調音楽や新古典主義)には関心を示さず、伝統的な構造と壮大なスケールを持つ作品を追求しました。

高く評価される点
壮大なスケール
彼の交響曲は非常にスケールが大きく、哲学的で深い感情が表現されていると評価されています。特に交響曲第2番は、ブルックナーやワーグナーを思わせる荘厳さと独自の響きを持っています。
伝統への忠実さ
20世紀のモダニズム音楽に背を向け、あえてロマン派の伝統に忠実であった点は、彼の独自性として称賛されています。

批判される点
革新性の欠如
同時代の作曲家(ストラヴィンスキー、シェーンベルクなど)が新たな音楽の方向性を切り開いたのに対し、フルトヴェングラーの作品は伝統的で新しさに欠けるとされます。
指揮者としての影響力が大きすぎ、
フルトヴェングラーの作曲家としての評価は、彼の指揮者としての名声に隠れてしまうことが多く、「偉大な指揮者が書いた音楽」という見方がされることがあります。

現代の評価

近年では、フルトヴェングラーの作曲作品にも再評価の動きがあります。特に彼の交響曲第2番は、一部の指揮者や音楽学者から「彼の精神性が最も表現された作品」として取り上げられています。しかし、彼の作曲活動は指揮活動と比較して注目度が低いままであり、演奏機会も限られていますが、特に彼の指揮スタイルを愛する人々には興味深い存在と言えます。

彼のYouTubeプレイリストはこちら。出典@1Furtwangler

Overture in E♭ Major, Op. 3 (1899)
Symphony in D major (1st movement: Allegro) (1902)
Symphony in B minor (Largo movement) (1908; the principal theme of this work was used as the leading theme of the 1st movement of the Symphony No. 1, in the same key)

Symphonic Concerto for Piano and Orchestra (1937, rev. 1952–54)
Symphony No. 1 in B minor (1941)
Symphony No. 2 in E minor (1947)
Symphony No. 3 in C♯ minor (1954)

Piano Quintet (for two violins, viola, cello, and piano) in C major (1935)
Violin Sonata No. 1 in D minor (1935)
Violin Sonata No. 2 in D major (1939)

Schwindet ihr dunklen Wölbungen droben (Chorus of Spirits, from Goethe’s Faust) (1901–1902)
Religöser Hymnus (1903)
Te Deum for Choir and Orchestra (1902–1906) (rev. 1909) (first performed 1910)

 

 

3-ヴィトルト・ロマン・ルトスワフスキ

Witold Roman Lutosławski

1913年1月25日 – 1994年2月7日
ポーランドの作曲家、ピアニスト、ポーランド楽派の黎明期に活躍した。東欧民族音楽の知見をもとに偶然性も取り入れた無調音楽の新しい可能性を切り拓いた作曲家。

1913年1月25日にワルシャワで生まれ、ワルシャワ音楽院でピアノと作曲を学び、1937年に卒業後、作曲家として活動を開始。1954年に代表作『管弦楽のための協奏曲』を作曲し、UNESCO国際作曲家会議で第1位を受賞して注目を集めた。その後、ポーランド支部委員として国際現代音楽協会 (ISCM) に選出され、1960年代からはヨーロッパ全土で活動し、各地で高く評価されている。

「新しさとは、芸術作品の中で最も早く古くなる性質である」

この言葉を残したルトスワフスキの作風は生涯にわたり変化した。

以下は、作風の変遷を時系列にまとめ、それぞれの時期に対応する代表的な作品。

  1. 新古典主義時代 (1930年代 – 第二次世界大戦中)

新古典主義の影響を受けた構成主義的なスタイル。
カロル・シマノフスキやハイドン、ベートーヴェンの形式的解決法に触発される。

代表作品:
交響曲第1番 (1941-1947)

出典@pedrohenriqueprata

2台のピアノのための『パガニーニの主題による変奏曲』(1941年)

出典@medicitv

  1. 民俗主義時代 (1940年代後半 – 1950年代半ば)

ポーランド民俗音楽の要素を取り入れたスタイル。
社会主義リアリズムの影響下で「形式主義」批判を受けながらも独自のスタイルを模索。

代表作品:
管弦楽のための協奏曲 (1950-1954)

出典@ARDKlassik

  1. 表現主義・12音技法の導入 (1950年代後半 – 1960年代初頭)

特徴:
社会主義リアリズムの緩和。
バルトークや12音技法の影響を受けた表現主義的作品が登場。

代表作品:
弦楽オーケストラのための葬送音楽 (1954-1958)
12音技法を使用した深い感情表現の作品。

https://youtu.be/ejRjyQcIp0?si=o59-6IkYMBhr80d

  1. 偶然性音楽の実験 (1960年代)

特徴:
ジョン・ケージらによる偶然性音楽に触発される。
各演奏者にある程度の自由を与える「制御された偶然性」を採用。

代表作品:
Jeux vénitiens (1960-1961)
限定的偶然性技法の初期例。

出典@invertedninthchord

弦楽四重奏曲 (1964年)
偶然性技法を使用しながら形式の秩序を追求した作品。

出典@MarketSquareConcerts

交響曲第2番 (1965-1967)

出典@Lusofolias2016

  1. 洗練と簡素化 (1970年代 – 1980年代)

特徴:
作風の簡素化と洗練。
テクスチャ、ハーモニー、形式の明確さを追求。
オーケストレーションの高度な技術が特徴的。

代表作品:
交響曲第3番 (1981-1983)
構造と感情の融合

出典@berlinphil

  1. 原点回帰と総合的スタイル (晩年: 1980年代後半 – 1994年)

特徴:

個々のレイヤー/リンクが互いに独立して続き、独立した音楽の「プロット」を構成するサウンド ライン モデルに基づいている「チェーン形式」
新古典主義的なリズムやメロディーへの回帰。
作曲スタイルの総合化、円熟した表現力。

代表作品:

アンサンブルのための
チェーン1(1983年)

https://youtu.be/GMuqt6k-v7c?si=XbpZdbQf-JPrPUN5

チェーン 2 – ヴァイオリンとオーケストラのための対話 (1983-85)

出典@anne_sophie_mutter

チェーン 3 – オーケストラ (1986)。

出典https://youtube.com/channel/UCHfUho3iVRigqmR1967Ow9g?si=pd_nO3y5ei2SXjTj

交響曲第4番 (1988-1992)
晩年の集大成的な作品。

出典@berlinphil

1994年2月7日、ヴァイオリン協奏曲を作曲中に急逝。享年81歳でした。彼の作曲技法や音楽は、近代音楽の遺産として高く評価され、ポーランド音楽の重要な作曲家として後世に影響を与えている。

紹介作品12曲のYouTubeプレイリストはこちら
お気に入りのピアノソナタも含めました

さらに詳しくはこちら


https://culture.pl/en/article/witold-lutoslawski-a-classic-of-xxth-century-music

 

4-アルフレッド・リード 
Alfred Reed
1921年1月25日 ~ 2005年9月17日

吹奏楽の神様、吹奏楽の巨星……さまざまに形容され、吹奏楽部所属の当教室生徒さんや管楽器専攻に進まれた生徒さんもよく演奏されている事でしょう。

ニューヨーク・マンハッタン出身、音楽一家の中で育つ。正式に音楽教育を受け始めたのは10歳で、早くから彼はプロのトランペット奏者として活躍。15歳から作曲を学び、高校卒業後、放送局で作曲編曲兼副指揮者として勤務。1942年、21歳で第529陸軍航空隊バンドに配属され、副指揮者・ディレクターとなる。除隊後、1946年にジュリアード音楽院に入学し、ヴィットリオ・ジャンニーニに作曲を師事。その後、NBC・CBS・ABCで音楽番組制作に関わり、1953年にはベイラー大学シンフォニーオーケストラの指揮者に就任。1955年から1966年までハンセン出版社の責任編集者。

1966年から1993年までマイアミ大学音楽学校で教授を務め、世界中のバンドと共演し、数々の作品を発表。1968年にはペルー国立音楽院から名誉博士号を受ける。日本では、「音楽祭のプレリュード」が全日本吹奏楽コンクールの課題曲に採用され、広く知られる。1981年に東京佼成ウインドオーケストラの招きで初来日し、1988年からは洗足学園音楽大学の客員教授としても活躍。大阪の毎日放送テレビの放送開始・終了の音楽も手がけた。

2005年9月17日、フロリダ州コーラルゲーブルスで老衰のため死去、84歳。

「法華経からの三つの啓示」は、リード氏自身が法華経を読み、そこから得た印象を基に作られたもの

出典@fujitakabb

交響曲5番さくら
08:10 2楽章でさくらのメロディが聞こえてきます。変奏曲になっています。

出典@MolenaarEditionMusic

その他、
アルメニアン・ダンス
エル・カミーノ・レアル
春の猟犬
音楽祭のプレリュード(コンクール曲)
吹奏楽のための第2組曲「ラティーノ・メキシカーナ」
オセロ
などよく演奏される曲のプレイリストはこちら


https://youtube.com/playlist?list=PLpepuhgMOfGjsW3EGVcBJRYRbRaFLbimD&si=e_X9FF-fw1IT5HJP

Author: Sonare Piano Lessons

こんにちは、ソナーレピアノ教室です。ソナーレピアノ教室からのお知らせやホームページ更新情報などの最新情報をお届けしています。メンバーの皆さまには、ソナーレピアノ教室のメンバー専用情報を配信します。お楽しみに~!

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